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話題集中の身体が繋がるコマンドの使い方と効果とデメリット【アイピーセレクト】

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身体に関して・野球トレーニング

アイピーセレクトのアルモニーアシリーズから
コマンドという製品が発売されました。

どのような目的で使うとどうなるのでしょうか。

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コマンドの使い方

シリコン製で中指と人差し指を広げる感じではめます。
使う道具というよりは、はめるだけです
はめた状態で、何らかの運動をするだけです。

コマンドを使った効果、どうなるの

コマンドを使って運動をすると、
体全体の繋がりができてパフォーマンスアップするというものです。
例えば、
これをつけてブリッジをすると
手の力で持ち上げるのではなくて、
手の力はあまり使わずに自然に腰の辺りが持ち上げやすくなり、
手はどちらかというと支えているだけ

という状態が起こります。
つけるビフォーとアフターで比べてみたら
結構違いがわかります。
息子の所属している中学硬式野球チームでは、
これをつけて走らせる練習なども取り入れています。
体が安定してブレずに走ることができ、
結果として、
フォームが良くなりタイムも上がります。

このような意見も

  • バットスイングのトップスピードが上がった
  • ボールのキレが良くなった
  • 投球の時、肘が自然に上がるようになった
  • 走る時、腕の振りが良くなった
  • 足の動きが軽く感じるようになった
  • イレギュラーしたボールへの反応がしやすくなった
  • ウエートトレーニングでの負荷重量が上がった

などの効果の声があります。

一方で

効果がわからない。何が変わったのか全くわからない

という方も多くいると思います。

どうして

身体のつながりができるからです。

人間の身体(骨格、筋肉、またその構造上)が本来もっている自然の動き
必要なところにだけ力が入り、必要ないところには力が入っていない=力んでいない
ある動作をするために身体全体が一体となって動くこと

なのです。

その結果
無意識のうちに目的のための最高のパフォーマンスが発揮できるようになるのです。

逆に言えば、
我々の普段の動きには
不自然な動きをしていたり、
不必要な部分に力が入ってしまったり、
身体の一部だけに仕事をさせようとしたり、
してしまって、
パフォーマンスを出し切れていないことが多いということです。

自然体という言葉がありますが
実際にはなかなか難しいことなのです。

しかし、
身体がつながる感覚を覚え出来るようになると
最高のパフォーマンスを発揮できるようになる
それが自然にできるようになる。

それを習得し目指すための道具。
それを感覚として知りやすくする道具

それがアイピーセレクトから発売されたコマンドです。

正直言うと

これを使ったからと言って、すぐに違いが出た!という効果には気づけません

もし、すぐに違いが分かる人は、もの凄く感性の高い人といえるでしょう。はめる前とはめる後で身体のここの動きがスムーズになった、可動域が広がったと気づけることは容易いことではありませんし、それなりの訓練をしないとわからないことです。

しかし、間違いなくコマンドをはめると知らず知らずのうちに身体のつながりが生まれています。僕も運動するときは、操作の妨げにならない限りコマンドをはめて運動するようにしています。その結果、一回一回での差異には気づくことはできませんが、長い目で見返した時に、1か月前よりも3か月前よりも身体の動きが違っていることに、なんとなく気づけます。あれっ?ここまで足が動いたかな?こんなに楽に止まって立てたかな?という感じですが、見えない範囲でのパフォーマンスが上がっているのがコマンドの効果なのです。決して、一度使っただけで変わってない、効果がわからないとならないように気を付けてほしいと思います。

自分では感じなくても、同じ動作をコマンドを付けている時と付けていない時の違いを誰かに見てもらうと違いがはっきりすることがあります。もし、誰か見てもらえる人がいると違いをチェックしてもらうと良いと思います。

いろいろと努力して練習したり、いろいろと試したりしているけどもイマイチ成果が出ないという方も多いと思います。

そういう方は、やることは変えずにコマンドをはめて同じ練習を取り組んでみてはいかがでしょうか
今まで現れなかった成果が現れるかもしれません。試す価値は大いにあります。

山本由伸投手がフレーチャやブリッジをするのと同じ

はっきり言って、コマンドを付けたからといって即、効果があったり違いがわかるものではありません。ほとんどの人が気づかないレベルでの身体のつながりの違いが生じている程度かもしれません。しかし、使っているうちに無意識のうちに身体の使い方が良くなっていっています。その状態を知り、良い状態を感覚として意識できるようになることが重要です。

例えば、山本由伸投手がブリッジなどのBCエクササイズを行ったり、フレーチャを投げるのは鍛えるためではありません(最初は、体幹を鍛えたり、全身を使った投げる力を鍛えるためです)。山本由伸投手は、これまでのトレーニングで自分の良い状態を知っています。その状態確認のために、ブリッジをして、その日の身体の状態を確認し、良い状態に戻す作業をしているのです。フレーチャも、投げるバランスがいつもの状態か確認作業として行っているのです。それは、山本由伸投手はベストの身体を知っているからです。

コマンドをこれから使う人は、まず自分の身体が繋がった状態をつかんでいくことが大事です。試合中にコマンドを使って出場することはできません。コマンドを使ってパフォーマンスが出せる状態を知り、次はコマンドを付けずに同じ状態にもっていけるように調整するのです

最後にデメリット、このような人は気をつけて

指の太い人は気をつけてください。人差し指と中指をコマンドにはめるのですが、標準的な指の太さの人には問題ありませんが、指が太い人にとっては指が締まりすぎて指がうっ血する可能性があります。これが唯一のデメリットだと思います。

身体のつながりについては詳しくはこちら

体幹(コア)に作用する野球用ベルト

体幹を鍛えるバランスボールチェア

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