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二十四節気・さわやかな秋らしい日の霜降の七十二侯や行事

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二十四節気

四季の違いがはっきりしている日本。そして、昔から二十四節気と七十二侯といった自然と寄り添った生活に関する言葉があります。そのような季節の移ろいを感じながら、少しでも日々の生活を楽しめたらと思います。

霜降

朝晩の気温がさらに冷え込むようになると朝露が霜となります。露から霜になり始める頃がちょうど霜降の頃となります。十八節気となります。

現在の10月23日から11月6日頃にあたります(暦により前後することがあります)

植物の葉が赤や黄色に色づき始め、日中も過ごしやすい秋らしいさわやかな過ごしやすい頃ですね。

霜降の七十二侯

霜始降

しもはじめてふる。五十二侯にあたります。霜降の初侯。

期間

10月23日から10月27日。

侯の意味

朝晩の気温が更に下がり霜が降り始める頃。

霎時施

しぐれときどきほどこす。五十三侯にあたります。霜降の次侯。

期間

10月28日から11月1日。

侯の意味

秋に降る小雨である時雨がよく降る頃。

楓蔦黄

もみじつたきなり。五十四侯。霜降の末侯。

期間

11月2日から11月6日。

侯の意味

山々の木々の葉が赤や黄色に色づき始める頃。

霜降の行事

顔見世

11月には今も歌舞伎の顔見世興行が行われます。これは、11月1日が江戸時代の歌舞伎役者の契約更改日にあたるから。この日は、歌舞伎役者が勢ぞろいして顔見世と呼ばれる紹介が行われます。

文化の日

昭和23年に祝日法によって、自由と平和を愛し、文化をすすめるという目的で「文化の日」として定められた祝日。明治天皇の誕生日であり戦前は明治節とされ、日本国憲法が公布された日でもある。

霜降に行われる祭

唐津くんち

11月2日から4日にかけて佐賀県唐津市の唐津神社で行われる祭り。14台の曳山が町中を曳き回される。初日は、宵山で夜の町中を提灯を付けた曳山が曳き回され、二日目は御旅所神幸として城下町中を曳き回されたり、曳き込みと呼ばれ砂浜を「えんやー、えんやー」の掛け声とともに引っ張られます。3日目は、町回りとして町中をゆっくり曳き回されます。

霜降の頃の生き物・食べ物

植物

  • カエデ

食べ物

  • 薩摩芋
  • 牛蒡
  • ほっけ
  • きんき
  • とんぶり

霜降の頃のことば

  • 十三夜・・・旧暦8月の十五夜を中秋の名月に対して、旧暦9月の十三夜を晩秋の名月と呼ばれます。中秋の名月と同様に美しい月とされ、後の月とも呼ばれます。また、季節の食べ物として栗や豆の旬でもあり、栗名月や豆名月とも呼ばれます。通は、中秋の名月だけでなく晩秋の名月である十三夜にも月見を楽しみます。

霜降の頃に使える時候の挨拶

  • 野も山も色づき始め、
  • 秋もたけなわでございますが、
  • そろそろ、紅葉も楽しめる季節となりました。
  • 木々の梢も色づいて
  • 秋色日ごとに深まり、
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